池田よしたかブログ

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2015.03.16

2018年問題を考える

私の美容学校論       池田よしたか
今こそ、生き残りをかけた
2018年問題を考える。
既にご存じのように日本の人口は減少の一途であり、消えてゆく学校が多い、と聞く。先日のテレビ報道でも大手予備校の代々木ゼミナ-ルも27校ある中で20校は閉鎖するという。他人事とは思えない。明らかに入学者の激減、時はすでに経営危機のド真ん中にある。人口統計図を見ても背筋が寒くなるのは私だけでしょうか。2018,年に卒業し進学、就職する18歳学生に焦点を絞って見ても、あの手この手で学生獲得の争奪戦になることは間違いありません。今更言うまでもなく、すでに生き残りをかけた統合、閉鎖の対策で万全を期す大学も数多くあります。資料によると千人規模の大学も多数消える、と聞く。
ましてや美容学校や美容室へ就職希望する学生の獲得は、それ以上に厳しいものがある。また生徒獲得のために甘い言葉で入学を誘い、ご機嫌取られて卒業し、甘い言葉で入社(サロン)を誘い、これで厳しい職場で耐えられる訳はないでしょう。
就職しても3年以内に半数は辞め 10年以上になると大半が美容界を去ってゆく現実があります。私は生徒募集で定期に高校訪問しますが、先生方の会話の中で生徒に対しての心配の種は終業後の勉強会の在り方、活躍までに時間のかかる遅い技術教育 高い離職率、美容室過多による将来への不安等々の声、疑問、要望を聞きます。その声を聞きながら心の中で思うことがあります。
簡単に言えば手取り足取り、短時間の教育で早く活躍でき、しかも競争相手(同業者)が少なくて将来の安定を望む、そんな業界やサロンはないでしょう。甘い条件で育った人材は生き残れる訳がない。
私は常々生徒に言っている言葉があります。1つ厳しいことから逃げないで、辛いことまでやらないと夢は叶えられない。2つあの人は嫌いあの人は好き、と人の好き嫌いは接客業には向きません。3つお客様ほどわがままなものはない、でもお客様のわがままは当然です。お客様だから。4つお客様を満足させられない人は何をやっても成功しないでしょう。
私は心底、美容業ほどいい職業はない、断言しています。その訳はお洒落したい元気なお客さまが来店して頂けるのです。しかもお話し、音楽を聞き、風雨の日も、暑い日、寒い日も快適な室内で仕事ができるのです、その内、経験と共に先生とも呼ばれ、お金を頂きながら、お客様から「ありがとう」とも言って頂けるのです。
こんな贅沢な仕事は他にはないでしょう。私は生まれ変わっても、来た道を辿るでしょう。
厳しいのはどの世界も同様。目線を変わればすべてが変わる。今、大変な時だからこそ、すべてが大きく変わらなければなりません。